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小冊子「UPGRADE HITOTSUBASHI Learning from the Outing Case」を発行しました

 



 2015年の8月24日、あるゲイの学生の命が失われました。その学生は、法曹界での活躍を一心に夢み、しかし、同輩からのアウティング(機微な個人情報の暴露)がきっかけとなり、一橋大学マーキュリータワーのベランダから身を投げることとなりました。この事件には、志半ばで自死しなければならなかった彼の無念と、同時に、アウティングという行為がどれだけ危険な行為であるかを物語る痛ましい軌跡があったように思います。


 一橋アウティング事件から7年がたちました。当時は学部1年生だった学生もすでに卒業し社会人となるような長い時間がたちました。しかし、一橋大学生はそういう事件があったことを消すことはできません。


 この小冊子は、彼と彼が告白した学生、また大学関係者によって起きた一橋アウティング事件、そして彼の無念に涙を流し、性的マイノリティ当事者のための活動を学内外で行ってきた数名の活動家の想いを保存し、今後一橋大学で勉学に励む学生の精神の糧にしていってもらいたいという願いをもとに自主制作しました。

 この冊子が少しでも多くの方々の目に触れることを願っています。


2022年8月

一橋大学LGBTQ+ Bridge Network一同



Upgrade Hitotsubashi
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〜目次〜

①「一橋アウティング事件裁判」とは何か・・・本田恒平(一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程)


②パラハラ防止法の視点から一橋アウティング事件をみる・・・神谷悠一(LGBT法連合会事務局長)


③【特集記事】アウティングはなぜ問題なのか?・・・松岡宗嗣(LGBTQ活動家)


④ジェンダー研究の視点から一橋アウティング事件をみる・・・川口遼(名古屋大学ジェンダーダイバーシティセンター特任助教)


⑤一橋大学法科大学院と閉鎖的な暮らし・・・岩橋愛佳(弁護士)


⑥彼は自分だったかもしれない・・・松中権(LGBTQ活動家)


⑦【特別記事】経済産業省トイレ制限訴訟高裁判決にみる無理解カンパのお願い


▽映像でご覧になる方▽

①【自主制作ドキュメンタリー】UPGRADE HITOTSUBASHI Learning from the Outing Case(本編)



②神谷悠一 - パワハラ防止法から - LGBT法連合会事務局長


③川口遼 - ジェンダー研究から - 東京都立大学子ども若者貧困研究センター特任助教(当時)



④松中権 - 彼は僕だったかもしれない - LGBTQ+活動家



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